待遇の良い施設の見極め方

働くなら待遇が良い職場
どんな施設が「待遇が良い施設」なのか

どんな施設が「待遇が良い施設」なのか

介護業界にはさまざまな施設形態があり、職場によって待遇は全然違うため、中には働いている職員のことをあまり顧みない、あまり待遇のよくない施設もあります。そのため、数多くある施設の中から高待遇の施設はどこか自分で見極めなければなりません。ここでは「ずっとこの施設で働きたい!」と思えるような高待遇の施設の見つけ方を紹介します。

介護業界で高待遇の施設とは

高待遇といわれる施設の基準についてまずは確認していきましょう。
多くの人が不満を抱えている「給料」ですが、基本給や各種手当、ボーナスの有無をチェックするだけでなくキャリアアップができるかどうかも大きなポイントです。キャリアアップできる施設は昇給する可能性が高く、最終的に高待遇で働くことができます。たとえば、資格取得制度が設けられている施設や資格保有者を優遇してくれる施設は、キャリアアップに力を入れているホワイト施設だといえます。また、新人だけでなくベテランに対する待遇も確認しておきましょう。ベテランに対して手厚い待遇があるようなら、快適に長く働き続けることができる施設だと推察することができます。
次に「休日」についてですが、介護業界の平均年間休日は105~110日と意外に多いのですが、これはあくまで平均です。施設によって差があり、過酷労働を強いているようなブラック施設だと年間休日は95日と100日にも満たないようなところもあります。そのため、求人情報を見るときは年間休日数が105日前後あるかどうかをチェックしましょう。それ以上に年間休日が110日~120日あるような施設は高待遇の施設であると見て間違いありません。

「給料」について深く掘り下げてみよう

さまざまな施設があるため、A施設は給料がよい、B施設は資格取得をバックアップしてくれる、などそれぞれ待遇のよいポイントは違います。その中でも給料を重視したいのであれば、特別養護老人ホームと介護老人保健施設の求人を中心に探すといいでしょう。特別養護老人ホームや介護老人保健施設は一般的な施設に比べて平均月給が高い傾向があります。それは、特別養護老人ホームには入居している利用者は要介護3以上の人が多く、全面的な介護サポートが必要となり職員にも高い介護技術や知識が求められるからです。また、介護老人保健施設は病気やけがで入院した人が自宅に帰る前にリハビリを行う施設なので、介護技術や知識だけでなく医療関係の知識も必要になるため高賃金となります。

高待遇の施設は意外に多い

高待遇の施設では職員の教育にも力を入れています。そのため、働きやすい環境を整えているところも多く、キャリアアップや資格支援に力を入れている施設は高待遇である可能性が高いです。給料が低いといわれている介護業界ですが、高待遇の施設を選べば一般的な職種とそう変わらない給料を得ることもできますし、リーダーや責任者など管理職になれば年収500万円~600万円も夢ではありません。

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どんな施設が「待遇が良い施設」なのか

どんな施設が介護職員にとって働きやすい高待遇の施設なのでしょうか。ここでは高待遇の施設の基準と高い給料が期待できる施設を紹介していきます。また、高待遇の施設は教育や研修に力を入れているところも多く、キャリアアップを考えている人も働きやすい環境が整えられています。

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