待遇が良いといわれている各施設の特徴を知ろう
ここでは高待遇といわれている介護施設の基準とブラック施設の見極め方、そして、給料を重視したい人におすすめの施設として「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「グループホーム」の特徴や福利厚生について詳しくまとめていきます。ブラック施設は待遇が悪いだけでなく、働いている職員の心身も疲弊させてしまうため、なるべくなら避けておきたいところです。たとえば、サービス残業や休日出勤が当たり前の施設、パワハラやセクハラが横行している施設はブラック施設である可能性が高いです。
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介護施設といってもさまざまな形態があり、職場によって職員の待遇は全然違います。介護業界で高待遇といわれるのは、給料にきちんと手当てがついている施設、キャリアアップできるよう環境が整えられている施設、しっかりと休日が確保されている施設などです。どの施設も職員が働きやすいよう整えられているのが大きな特徴です。その中でも特に給料を樹脂したいのであれば、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、グループホームがおすすめです。
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介護業界の中で最も高待遇の施設、特別養護老人ホームについて詳しく見ていきましょう。特別養護老人ホームは介護が必要な高齢者が多く入居していますが、要介護度が高い人が多いため、終の棲家として入居してくる人も少なくありません。公的機関が運営元ということで比較的安く入居できるため、都市部などは希望者が殺到し待機している人もいます。また、福利厚生もしっかりしており、キャリアアップ制度も整えられているため給料をアップさせたい人やキャリアをアップさせたい人におすすめです。
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グループホームは認知症に特化し少人数で共同生活を送りながら過ごす施設です。最大利用者数は18名と小規模なため、マンツーマンで手厚く介護ケアを行うことができます。比較的介護度が低い人が多く利用し、介助というよりも支援、サポートの意味合いが強いため身体的負担もそこまでありません。介護技術を磨くことは難しいかもしれませんが、認知症の人と常に接しているため、認知症について理解を深めることができます。そのため、認知症ケアに興味がある人におすすめです。
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職場選びに後悔しないためにも、どんな施設か見極めることが重要です。ここでは、職員の心身を疲弊させるブラック施設の特徴を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。給料が高く、一見すると好条件でホワイトな施設のように思えても、サービス残業が多かったり休日でも連絡がきたりとブラック施設のようなところもあります。また、現場の声が反映されていない施設や他の職種と連携が取りにくい施設、パワハラやセクハラが横行されている施設もブラック施設の可能性が高いです。
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介護老人保健施設は在宅復帰を目指してリハビリに専念している介護施設です。入所期間が3ヶ月と決まっているため、入退所の回転が早いのが特徴です。また、比較的介護度が低い人が多いため、特別養護老人ホームのように日常生活の介助が主な仕事ではありません。それぞれ状態や目的が違う利用者に合わせて介護ケアを行うため身体的な負担は少なめです。入所期間が決まっているためいくつもの症例を見たりさまざまな介護技術を磨いたりすることができ、介護職として大きくステップアップすることができます。
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どんな施設が「待遇が良い施設」なのか
どんな施設が介護職員にとって働きやすい高待遇の施設なのでしょうか。ここでは高待遇の施設の基準と高い給料が期待できる施設を紹介していきます。また、高待遇の施設は教育や研修に力を入れているところも多く、キャリアアップを考えている人も働きやすい環境が整えられています。
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